前回はこちら
なんで同じことやるん??というと、萌え語りやシチュから書く時とか、もっと単純に書くことない?とか、この辺り知っておくとちょっと文章良い感じになる気がしない?と自分で少し顧みる機会があったため補足の記事になります!!
あと過去にテキストライブってやつで一から書いてた記録があるので余談程度にリンクも貼るね。
プロットの書き方いろいろ
SNS,通話中の萌え語り派生
一番強いのこれじゃない?って最近思い始めてます。
ツイッターの140字×3~4ポストで十分プロットたり得るよ!という話……。こういう二人が読みたい!って自分の欲を100%満たせるのは自分しかおらんのだ……。
・○○が○○を好きになったら○○してほしい
・○○と○○がなんか良い感じになってもすれ違って喧嘩してほしい
・○○がもし○○だったらヤバじゃね?滾る
それをツイッターじゃなくて、メモ帳とか、自分ひとりしかいないDiscordのサーバーとか壁打ちで書き出していきます。
そして膨らませる!萌え語りをしましょう。書き出していく時も(もしやりやすいようなら)「~ってワケ……。」とか「ここで自分ばっかり好きなんか?てなってほしいのよここで」とか口語体で書いても全く問題有りません。
そのキャラ達の背後霊のポジションで語るか、もしくは本人から見た世界を中心にして考えていくと、視点もなんとなく固定されてなんか良い感じにプロットの叩き台が出来ます。
で、プロット(怪文書)が出来たからと言って今すぐ書かなくてもOK!とりあえずなくさない所においておきましょう。別シチュの萌え語りをするもよし。気が向いた時に気が向いたプロットからセリフや情景描写を埋めてく形で書いていきます。
終わらせ方わからないよ~!って方、どんなにブツ切りでも「<おわり>」って書けば終わりだから!大丈夫!
見たいシーンだけ書いて前後を繋げたり省略したりする
例えば推しと推しが手を繋ぐシーンを書きたい……ならそこだけ書きましょう!
満足行くまでそのシーンを書いたら、その手を繋ぐに至った経緯は三行ぐらいでまとめたって良いんです。まとまらないんよ、って場合は開き直って経緯を三段落くらい書けばオッケーです!
そして手を繋ぐシーンで「<おわり>」にしてもいいし。
その後に何か二人で話して欲しいセリフとかシチュがあれば三行なり三段落なり書いて「<おわり>」にすればOKです。書きたいところが書けてたら字数は気にしない!
自分が読みたいシーンを書く!のが一番の動機だと思っているので、その欲望のままにキーボードを叩きましょう。後のことは将来の自分がなんか良い感じにしてくれます。
言わせたいセリフから考える
前段の、見たいシーンから書くのと似ています。
「推しに『僕を裏切るなんて許さない』って言って欲しい~!」みたいな欲、ありますよね。
じゃあこのセリフを言わせるにあたって、どういう表情でどういう関係性の相手に言ってほしいかな!?から考えてみます。
恋人かな?とか、仲間かな?とか、恨めしげにかな?とか、淡々とかな?とか、絞り出すようにかな?とか……。
このキャラだったらどれが一番自分的にしっくり来るかな、と、自分が一番見たいのどれかな、を考えてみましょう。
セリフ・表情・相手、が決まれば、じゃあそういうセリフが飛び出すシチュってどんな感じ?を考えます!
あとは前述のシチュから書くやつと同じです。いまはシチュだけで叩き台にしかできなかったとしても、将来の自分がなんとかしてくれます。
将来の自分がなんとかする為に
将来の自分のやる気・モチベ・自分への尻叩き、この辺りは自分が「小説の形で読みたいか?」にかかってくると思います。プロットで良いと思えばそのまま何もしなくて良いかな~って。
もし小説の形でみたいなら、どれだけ文章に自信がなくても自分が書くしか無いってのがバグだなと思うんですが、現実がそうなので仕方ないものとして書いていきましょう。
「でも自分下手やし……」て気持ちに発破をかけて、自分への尻叩きをするのは結構カンタンです。フォロワーさんとか友達にいま〇〇書いてます!って表明する。締切を作る。サークル参加の表明出す。という、自分で自分の外堀を埋めればやらざるを得なくなります。
そりゃ文章が上手だったり、物語の構成が素晴らしいものであれば一層良いんだろうなとは思うんですが、が、小説の形で読みたかったら自分で書くしか無いんだもんよ……!下手とか上手とか関係なくさあ……!!
……失礼しました、取り乱しました。プロット書いただけで全部小説が自動で出来上がるような、もう一人の自分が眠ってる間に書いてくれないかなってずっと思ってるんですけども……そうはならんので……。
自分で書く最大のメリット、自分が書いたものなので他の人が書くどれよりも自分の癖に沿ったものが出来上がるところです。自分自身が最初の読者と思って、自分が読みたいものがあるなら気楽に書きましょう。
文章のリズムを良くしたい!
わかる~~~~。私も常々思います。
小手先の技術ですが、語尾が同じのが続くと単調に思えてくるのでちょこちょこ変えていきましょう。例えばですが、青空文庫の「吾輩は猫である」から最初の段落を引用します。
吾輩は猫である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始であろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶だ。その後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会わした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙を吹く。どうも咽せぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草というものである事はようやくこの頃知った。
語尾にハイライトを引いてみます。
声に出して読んでみるともっとわかりやすいと思うのですが、「である」で終わった次には「無い」。「~ている」で終わった次は過去形の「~た」。「~った」の次は「~である」。といったように、文章を連ねていく際に「~である」や過去形「~た」が連続しない作りになっています。
でも文豪の文章って固いからそんなすぐに真似できないよ!
……という方もいるかもしれないので、意訳を加えて柔らかくして省略を加えた例文はこちら。
僕は猫だ。名前はない。どこで生まれたかもわからない。薄暗いところでニャアと鳴いていた事は覚えている。そして僕はここで初めて人間を見た。人間のなかでも書生という、一番悪いやつだ。時々猫を食うらしい、悪いやつ。だけど僕は何もわかってなかったから特に恐ろしいとも思わなかった。彼の手のひらに載せられた時、なんだかふわふわした感じがあった。その時初めて、僕は人間の顔というものを見た。変な生き物だと思ったのを覚えている。人間って、毛がなくてやかんみたいだ。やかんが湯気を出すみたいに、たまに人間も煙を出すのがむせっぽくて苦手だった。それは煙草だというのは後から知った。
あまりに略したから夏目漱石に化けて出られるかもしれない。
個人的な印象ですが、同じ「~ない」や「~った」が二回続く位ならあまり気にならないかな?と思います。三回以上使う時はあえて使う時、強調させたい時という印象です。「金もない。時間もない。人望もない。本当にオレは何も無いやつだ」みたいに独白で使うとか……。
あとは名詞で終わらせるのを適宜混ぜると良い感じのアクセントになる気がします。上の例だと「悪いやつ」のあたり。
文章の長さは人によって好みが分かれると思いますが、句読点「、」を3つ以上入れないと意味が分かりづらい場合は文章を2つに分けた方がスッキリするかも。
語尾を調整したり文章を分けるだけでグンと印象が変わる!と思うので、出来上がった後で声に出して読むのオススメです。
ちなみに語尾を重ねない実例として、私が公開している記事を読んで頂いても何となく分かるかなと思います。
連続してずっと「です」のみ、「ます」のみ、にならないよう書いてるつもりです。実際読みやすいかどうかはわかりません。
テキストライブのアーカイブ

余談ですと最初に触れていたものです。
速度8倍速とか16倍速にしたら見やすいと思います。動きがないところは「カットモードON」でカットしてもらえるはずなのでそれも良ければ。
~20分くらいまでプロット作成。一回出来たプロットを全部メモ帳にコピペして、本編を書き始めてます。
書いてるのは「女王と語らう掌編集」に入れてる「亜衣のコンビニバイト」です。
ずっと前に書いた話がネットの海の藻屑と化しており、話を思い出しながら新たにプロット書き出して書き始めたもの。0から書いたものでもないのでこれを例に出すのは微妙かもしれませんが……。
テキストライブで書いてたやつは途中のものなのと、最終的に入稿したものは更に内容が変わってる(はず)なので、お手元に本ある方は見比べても面白いかもです✌
おわりに
という訳で、あってもなくてもかな……と思いつつ補足の記事でした。
最終的には、パッション!!自分がこの話を読みたいという欲望!!それを燃料に、まずは一行だけ書いてみませんか?

コメント